ワクチンを打つ前に!コロナ抗体検査キットで自宅検査をやってみた

みんな、そろそろ思ってませんか?
「実は自分はとっくにコロナに感染していて、無症状だから気づかなかっただけで、もう抗体持ってるんじゃないの?」って。

満員電車で都内に通勤している私は思ってます。
あのときちょっと風邪っぽかったのは、実はコロナだったんじゃないかなぁ…って。
いつだか隣で咳をしていたオジサンから、ウィルス貰ってたんじゃないかなぁ…って。

それに私は、ワクチンは怖くて打ちたくないのだけど。
もしすでにコロナの抗体を持ってたら、わざわざ副作用リスクを冒してまでワクチン打つ必要ないよね?(※個人的な見解です)
「検査して抗体があったので」という理由は、ワクチンハラスメントへの対応としても通用しそうだ。

私の世代へのワクチン接種も進みはじめたいま。そんな期待を込めて・・・自宅で検査できる、コロナ抗体検査キット、買ってみた!

 

コロナ抗体検査キットが届いた!

届いた!コロナ抗体検査キット!

一式セットで、値段はだいたい税込2800円+送料くらい。通販で買いました。ワクチンを打つかどうか迷っているなら、一回くらい買っても損はないと思う。

裏面の説明も見てみる。

 

保険が付帯します

「保険が付帯します」って書いてある、これはコロナに感染した場合やそれ以外のケガを対象にした、傷害保険。保障期間は一ヵ月で、購入金額内でセットになっていました。購入後、付属のQRコードから別途保険の登録をする必要があるとのこと。

コロナに感染するつもりはもちろんないけど、追加料金がないなら一応…と思う気持ちと、使う可能性の低い一ヵ月限定の保険のために、保険会社に住所やメールアドレスを登録して、メルマガなんかが届くようになったら嫌だなぁと思うので、ちょっと迷う。

研究調査を目的としたもの?

「研究調査を目的としたもの」と書かれているのは、正式な医薬品として認められていないって意味らしい。現在日本で販売されているものは全て「研究用です」と書かれていると思う。EUの認証であるCEマークがついているので一応は安心かなと思うことにする。

別に研究のためにどこかに結果を提出するとか、そういうのは一切ない。検体をどこかに送ることもなく、検査の結果はその場でわかる。

 

さっそく検査!

検査方法は、指先に針を刺して少量の血を出して、その血液を使って検査するというもの。PCR検査には唾液などで検査できるものがあるようだけど、抗体検査キットは血液検査しかないみたい。

余談だけど…同居中の彼氏の分の検査キットも一緒に買おうか悩んだけれど、やめました。
二人のうちどちらかが感染していたら移るだろうから、二人の検査結果は一緒だろうと思うのと、もう一つ。
針を使って血を出すので、人に強要するのはDVとか言われそうだなと(笑)どうなんでしょう。

※以下、私の血液を含んだ写真が表示されます。ごく少量で、特別にグロいということはないけど、不安な方はここでお戻りください。

 

指先を消毒する

指先に針を刺して血を出して、その血液を使って検査します。なのでまずは指先の消毒!指定医薬部外品の消毒シートが入っているのも嬉しい。
個人的には、針のほうも消毒したい気がするのだけど、器具の中に納まってしまっているのでできません。これはメーカーを信用するしかない。逆に言うと、信頼できない怪しい検査キットは、買わないほうがいい。

 

指に針を刺す

まずは蓋を抜き取る。左側が蓋、右側が本体。

針は消毒はできないけれど、ちゃんと蓋が閉まっていたので、保管や運搬中に菌が付く心配は少なそう。
あとは本体を指に押し当てながら、側面にあるボタンを押すと、針が出てきて指を刺すらしい。針ってどんなふうに刺さるの?痛くないの?これはちょっと緊張。

ゆーっくりボタンを押し込むと突然、バネの力で針がいきなりバチン!
一瞬チクっとした気もするけれど、痛みよりもバネが動く音と衝撃にびっくりして…反射的に器具を離してしまった。
指には傷が見えないし血も出てない…。あれ、もしかして失敗した?と焦る。
再度、指に器具を当ててボタンを押しなおしても、針はもう引っ込んでしまっていて、バネも伸びきっているため動かない。

刺したところから血を出す

正しく針を刺せたかはわからないけれど、チクっとした感覚がある以上、多少の傷はついたはず・・・と信じて、刺したあたりの周りをぐいぐい爪で押す。なんとか血が出たから、一応は針が触れていたらしい。私の反射神経が鈍くて手を離すのが遅かったおかげだ、よかった(笑)
使う血の量は、本当に一滴だけで充分。これでもちょっと余った。

 

抗体検査キットに血を乗せる

指先から出血したままの作業なので、この辺りは写真を撮りそこねた。。

指の血をスポイトで取って、検査キットの穴に乗せる。
その上にバッファ液を2.3滴落とす。(10滴分くらい入ってるから気を付ける)

ところでこのバッファ液のボトルの下の方に書いてあるのは、温度?-2℃~35℃?
これは、使用時の温度でしょうか。それとも保管もすべてこの温度内でないといけないのでしょうか。説明書には何も書いていない。
もし、保管もすべて35℃以下でないといけないとすると…この時期、配達してくれた運送会社のトラックの中で、35℃を超えていてもおかしくないから不安である。薬剤がダメになっていないといいのだけど。

 

検査液が染みてくる!

血と検査液を落とした直後から、徐々に上の方へ液体が染みていく。
ぜんぶ染みきるまでに1分くらいかな?見てて動きがわかる早さ。
これがすべて染み切ると、検査は完了です。

 

絆創膏を貼る

針を刺した指に絆創膏を貼って終了。これもセットになっているなんて親切すぎる。
しばらく貼ったけど、傷が小さいのかすぐふさがったようで(そもそも絞り出さないと血が出ないほどだったので)、剥がしたときも絆創膏のガーゼには全く血がついていなかった。

 

コロナ抗体検査の結果

抗体の種類

結果を見る前に、抗体のおさらい。
コロナの抗体と一言で言っても、どうやらIgG抗体とIgM抗体の2種類があるらしい。現在販売されているコロナ抗体検査キットは、私が買ったものも含め、この2種類の両方が一度に検査できるものがほとんど。

二つの違いを簡単にまとめると。

IgG抗体:感染後遅くに現れて長期間残る抗体で、これが陽性の場合、過去に感染していたと思われますが治癒済です。

IgM抗体:感染初期に現れる抗体で、これが陽性の場合、現在感染中の可能性が高い→PCR検査を受けましょう。

つまり私にとっては、IgG抗体はあって、IgM抗体はない、という結果が理想!良い結果が出ますように…。

私の判定結果

検査キットの判定は、最大で3本の線が表示されるらしい。

一番上は、チェックライン。ここに線がない場合は、正しく検査ができていないのでやり直し、という判定ライン。
中央が、過去の感染を示す IgG抗体。
一番下が、感染初期に現れる IgM抗体。

残念ながら私は、一番上の線しか出なかったので、正しく検査はできたけれど、IgM抗体、IgG抗体のどちらも持っていないという結果に。

抗体持ってないのは残念だし感染の不安も残る・・・けど、逆に言えば、これまでの感染対策は正しかったってことだよね!

酸欠が怖いから、マスクは呼吸のしやすい布製を選ぶしよく外すけど、うがいは人よりこまめにしている。
出入口でとりあえずアルコール消毒するよりも、食事の前にしっかり手洗いすることを重視している。
人とはちょっと違うけど、私の行動にお墨付きをもらった、と前向きに捉えておこう!