もう一度クラブに行きたくて

年始の話題からもうひとつ。

カウントダウン、今年は新丸ビルのイベントで過ごしました。
東京駅直結、丸の内エリアの中心、おしゃれなダイニングバーの集う7Fレストランフロア。

その、エレベーターを降りたところの広めのスペース(通路?)が、なんと。
ミラーボールに輝くクラブと化していた・・・!!

私、最近ずっとクラブに行きたかった。

本物の(?)クラブという場所には、何年か前に一度だけ、友人に連れて行ってもらったことがある。
中田ヤスタカさんがDJとして出演していて、聞き覚えのある彼の曲・・・きゃりーぱみゅぱみゅやperfumeが、中毒的にループして、ぐるぐる回る音楽に酔うような感覚が、ものすごく気持ちよかったのを覚えている。

クラブは痴漢やナンパ多くて危ないって聞くこともあるけれど、少なくともその日は、一緒にいた男性陣がそれこそトイレの目の前までも送り迎えをしてくれていたこともあって、怖いとか不愉快とかは一切感じなくて、楽しい良い思い出しかない。

それで、あの空間にもう一度浸りたいなーって思っていた。

今年、カウントダウンをどこでやるかを相談していたときにも、クラブイベントをいろいろ探してた。新木場にあるageHaという大きいクラブのカウントダウンイベントに、あの新宿のロボットレストランが出張公演をすると知って、行きたいと言ってみたりもした。

でも、私がクラブに行くことについて、彼氏は「危ないからだめ」の一点張り。
「一緒に行ってガードしてくれれば大丈夫では?」→「それでもだめ」
「じゃあ勝手に一人で行く!」→「もっとだめ」
「お化粧しないで眼鏡かけてダサい服で行けばいい?」→「うーん…やっぱりだめ」

これにはちょっと腹が立ちまして。
もう、勝手にこっそり一人で行こうかと思っていたところだった(笑)

今後、一緒に暮らし始めたりしたら、夜に勝手に出歩くのは難しくなるだろうし。
行けるのは一人暮らしの今のうちしかない、と・・・。
そう考えながら、独身最後の火遊びとか、マリッジブルーとかって、こういう風に起こるんだろうなって実感してしまったりもして、いろいろネガティブになるところだった。

 

だけど、この新丸ビルのイベントを見つけて行こうと言ってくれたのはその彼氏なんです。

イベント案内でもDJがいるとは書かれていたのだけど、場所が場所だし、おしゃれな音楽をまったり聴きながらスパークリングワインで乾杯をするような空間だろうと想像していたみたい。着いた瞬間、想定外の空間に驚いていた。

もう、私のクラブ行きたい欲が引き寄せちゃったのか。
勝手に一人でクラブ行こうとしてネガティブなこと考えたから何かの力で軌道修正がかかったのか。
わからないけど、世界が私にとって都合の良い形に変わっていくような感覚があって、幸先良いなぁと思う。

 

もちろん、せっかくのクラブイベント、踊った!!
昭和歌謡も平成ポップもMIXされたノリノリの音楽で、最前列では踊り慣れた感じの人が盛り上げてくれていて、なぜか半数近くが外人さんだったから非日常感も増して。楽しかったー!!

前にも書いたことがあるけど、ひめぐらしのポイントに、「知らない人達と場を共有する」ことがあります。
場に巻き込まれる。周囲の熱気にあてられる。それを楽しむことで、自分の興味も世界も平和も広がっていく。

スポーツもお祭りもバーゲンも、人の集まるイベントはぜんぶそうだけれど、
クラブ=音楽×お酒×踊り(自由に動くことが許される空間)
これってその最たるものかもしれない!!そう思うほど、楽しかった。

 

最初は少し離れた場所の席に座ってお酒を飲んでいた彼氏も、後半は空間の持つ力に飲まれたみたいで、中心地で一緒に踊ってくれました。よかった。

ああでも。やっぱりもっと大きいところにもまた行きたいなぁ・・・。できれば後ろめたくない形で。

 

縁起が良い名前の振る舞い酒