憧れのクリスマスツリー

大きなクリスマスツリーにはいまだに憧れます。

子供のころ、友達の家のリビングの真ん中にある、大きなクリスマスツリーが大好きだった。
てっぺんの星は、子供ではジャンプしても手が届かないほどの高さで、脚立に乗って飾り付けをしていたほど。

私の家にあったのは高さ40cmくらいのツリーで、それを毎年飾り付けて窓際に置いていたけれど、友達の家のようなもっと大きいのが欲しいって、何度も親にねだった。

親の答えはいつも、「あんな大きなもの、クリスマス以外の時期に片づけておく場所がないでしょう」
そのものすごーく生活感あふれる理由がさらに嫌だったのをいまでも覚えてる。

(あと、「あの家は子供が2人いるからよ、あんたは1人っ子でしょ」とも言われたけど、それは未だに意味がわからない(笑))

 

で。大人になった今。
家にはぜーったい、天井まで届くようなツリーを買う!!って決めてたはずなのに。
いま、家にクリスマスツリー、ありません。

ひめぐらし的には、
「収納?そんなの、トランクルームでもレンタルすればいいじゃん?」ってなるかと思ったけど、違った。
「街じゅうのツリーがうちのツリー♪」です。

天井に届くどころか、屋内に置けないような何十メートルもの高さ♡
私が飾るよりずっとセンスのある可愛い飾りつけ♡
準備も片付けもぜんぶ人任せ♡
そんなツリーが、1本だけじゃなく、たくさん♡♡

・・・贅沢でしょ??


巨人のオブジェが見上げるほど大きな白いツリー!


てっぺんが星ではなくモンスターボール!


お花でできた可愛いツリー♡

 

ひめぐらしの話を人にすると、なぜか「お金がかかる」って思われがちなんだけど、
こんなたくさんの贅沢なツリーだって、ほとんどが行けば無料で見れるものばかり。
むしろツリーを買ってオーナメントを揃えて電気代をかけて光らせて片付けにトランクルームを借りるほうが、よっぽどお金がかかるもの。

でもやっぱり家じゃないと!自分のものじゃないと!というこだわるひとは多いけれど、自分のってどこまでを言うのかな?
よくよく聞いてみると、家族の持ちものや、マンションの共有部のものまでは「自分の」と言っていることも少なくない。

だったらもっともっと広げて、「自分の空間」「自分のもの」と思える範囲を広く持ったほうが、楽して贅沢できるんじゃないかなーって思っています。

姫気分になるのは、お金をかけることとは関係ないですよー!!

 


メリークリスマス!