梅雨の晴れ間に思うこと
平日の梅雨晴れ。
仕事しながら窓の外を見て、「あー、外に遊びに行きたい!!」って思う。
これってすごく健全な思考だと思う。
小学校のころも、授業中に校庭にうつる雲の影を見ながら、同じことを思っていた気がする。
一時期、ひとりぐらしを始めてまだ家事を頑張っていたころ。
同じような状況で、晴れた窓を見て、「あー、帰って洗濯したい!」って思ったことがある。
そして、そんな自分に焦った。
やりたいことがいっぱいあって家を出たのに、楽しいことを増やしたいのに、それよりも家事?
これっていつか、「日々の忙しさに追われているうちに~」って後悔するやつじゃない?って。
家事って、お手伝いさんでも雇わない限り、どうやってもある程度は発生してしまう。
しかも、やり溜めることがあまりできなくて、やってもやっても、毎日とか毎週とか、また同じことをしなきゃいけない。
そして、完璧にこなすのは難しいけれど、最低限なら、ひとつひとつの仕事は案外簡単。
だから油断していると、外にある「やりたいこと」は後回しに、目の前の「やらなきゃいけない家事」をついとりあえず優先してしまって、それがいつのまにか日々の生活リズムに当たり前の顔をして入り込んで、時間や体力の多くを奪っていく。
考えなくて良いほうに流されていると、そうなる。
「暮らしに追われないこと」は、一生懸命に意識しないと、難しいです。
そして、それを一生懸命に意識して、本当にやりたいことを忘れないように叶えるように動いて、辿り着いたのが、ひめぐらしです。
ちなみにこの、【雨続きの洗濯をどうするか問題】については、外に干すことを一切あきらめて、部屋干しの環境を整えたら、かなり楽になりました。
コインランドリーはほとんど使いません。
自炊をやめて外食にすれば、食事が楽しくて幸せな時間にかわるけれど。
家にドレッサーを置かずに外のおしゃれなメイクルームを使えば、専用の別室を持ったような姫気分が味わえるけれど、
洗濯をコインランドリーに変えても、天気に関係なく洗濯物がちゃんと乾くってだけで、洗濯が家事以上のものになるわけではないから。嬉しくも楽しくもならないから。違うなって。
2週間以上洗濯しなくても足りるくらいにタオルと下着を用意してみたりとか、いろいろ模索もしたけれど、そもそも可能な限り天日干しにこだわるのが間違ってた。部屋干し最強!
前にも書いた通り、自分を中心に世界が回っているわけではないけれど、世界の都合に振り回されない自分は作れる!
天気に振り回されない工夫、梅雨のうちにもっと考えたい。
七夕は今年も雨でした。 揺村可菜
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