風邪をひいたのは、ひめぐらしができていなかったから

お久しぶりです。揺村可菜です。

10連休、いかがお過ごしでしたか?
私はというと・・複数の友人からの令和婚報告にあてられて、彼氏に重たい喧嘩をふっかけた挙句、雨の中を泣きながら帰り、風邪をひきました(笑)いやもう、いろいろ自己嫌悪。
寝込んでいるところに彼がお見舞いにきてくれて仲直りはしたものの、今度はその彼氏に風邪をうつしてしまい、ろくに遊びにもいかないまま、今日の連休最終日に至ります・・。

風邪をひいたときに真っ先に思ったのは、「あー、あのとき”はーべすと”に行っていたら、こんな風邪はひかなかったのに・・」ということ。

実は、ちょうど連休の直前から、無性にはーべすとのご飯が食べたくなっていた。
旬の素材を使った自然食バイキングのお店で、栄養不足を感じたら行くことにしているところ。
でも、行こうと思ったのがちょうど世間の給料日で、そのあとは連休前とか連休中で、何度もお店の前まで行ったけれど、いつも家族連れなどで妙に混んでいたから、なんとなく気後れしてしまって入れなかった。それが風邪の原因。

根拠なんてないけど、身体からそう聞こえたから間違いない。

 

よく、妊娠中の女性が、夜中に突然プッチンプリンやらマックのポテトやら、特定のものが無性に食べたくなって、家族に買いに行かせるなんて話を聞く。
ホルモンバランスの関係でワガママになる~みたいな解釈をしている人もいるようだけど、私は、それって身体が、お母さんと赤ちゃんの健康のためにそれを必要だと欲して、訴えているんじゃないのかなーと思っている。
赤ちゃんがちゃんと成長するのに必要だから、お母さんもいつも以上に身体の声に気を遣っているから、その訴えが強く出て、気づくことができるだけ。

でも、それなら、自分一人の身体だって、自分の健康のために、何も訴えていないはずがない。

長年一緒に過ごしてきた夫婦の、奥さんがなんとなく「今日は餃子が食べたいな」と思って夕飯に餃子を用意していたら、旦那さんが「なんとなく食べたくなったから、今日のつまみに」と餃子を買って帰ってきた。なんて話もよく聞く。
そういうのを聞くのはたいてい、お昼ごはんにいつも愛妻弁当を持ってきている旦那さんで、おそらくほぼ毎日三食、夫婦で同じものを食べているひと。
食事が同じだから、身体に不足している成分も同じで、それなら同じタイミングで同じものを食べたくなるのも不思議はない。

成分っていうのは、身体にとっての栄養分とは限らなくて、精神的な、そのメニューに対する思い出やイメージなんかも含んでの話です。

 

私は、「今、自分が何を食べたいか」という身体の要求を大切に聞き取って、できるだけ叶えることにしているし、それが心身に対する一番の健康法だと思っている。
食べ物だけでなく、「何がやりたいか」も「何が欲しいか」も同様。
それを叶えるのが、ひめぐらし。

今回のことは、しばらく身体の声を無視し続けていた私にそれを思い出させるために、身体がわざわざ風邪をひいて、考え直す機会を用意してくれたんだと思っている。

彼氏に喧嘩を売るようなことをしたのも、なぜかいつもより少量のお酒で酔っぱらってしまったせいもあるのだけど(その時点で体調が悪かったとも言える)、不満をしばらく言えずに溜めこんでいたから、身体がお酒と体調のせいにして、言う機会をくれたんだと思う。
お酒のせいにするって良いことではないけど、そうしないでもっと溜め続けたら、もっと良くないことになるから。次からはそうなる前に自分で言えるように。

自分に我慢をしないのがひめぐらしです。「言いたいことを言う」のもそう。

気持ちは循環を生みます。
今回、変な我慢をしていたせいで、大切な友達の幸せな報告を心から祝えないどころか、自分の喧嘩の理由にまでしてしまった。
反対に、自分がすっきり幸せなら、人の幸せな報告は素直に嬉しく、自分の幸せにもなる。
だから、我慢しないでいつでも、自分の欲と幸せにまっすぐでいなきゃと思う。

 

しばらく、身体の声も、心の声も、無視し続けてしまっていたのを猛省しつつ、
信念を忘れてしまっていたら思い出すように、言えないことはなんとか言えるように、状況を用意してくれる自分の身体と世界には感謝を。

自分の心と体の要求を聞き取れるのは自分だけ。
それを叶え続けたら、どんな生活、どんな自分、どんな世界になるのかな?

 


令和も引き続き、ひめぐらしを追求していきます!