劇団に入りました

じゃんっ

unit-IFという劇団の、劇団員になりました。

劇団unit-IF役者、揺村可菜の宣材写真
※名刺ではありません、スクリーンショットを切り抜きました。

 

飽きっぽい私がずっと続けている趣味。演劇。

小学校の頃の習い事はぜんぶ2年以下でやめたのに。
中学のテニス部も3年生になったころには幽霊部員だったのに。
演劇は、高校の部活から、ずっと続いている。

正直に言うと、演劇をしているのは楽しいし、好きではあるけれど、特別に大切な一番の趣味かと言われると、そこまででもないような気がする。
やっていて楽しいことや、やりたいことは、私には演劇の他にもたくさんある。

それなのに演劇だけがずっと続いているのは、不思議なのだけど、私が演劇を好きで追いかけてきたというよりは、ことあるごとに演劇が現れて私を誘ってくるから。

なんども断ったり諦めたりしているのに、その度に「これならどうだ」といわんばかりに、理想的な条件に変わって現れては、私を引き込もうとしてくる。

いいかげん運命みたいなものを感じ始めて、このまま付き合ってみようかと思っている。

私はたいして演技が上手でもないし、続けたところで何になるとも思えないのだけど、運命は私をどこに連れて行ってくれるつもりなのかな。

考えながら、私のこれまでの演劇歴をまとめてみた。

(見出し機能というのを知ったので使ってみたくなったのです・・・おつきあいください)

 

 

演劇との出会い

高校生、私は少しでも早く家を出て自分で生活できるようになりたくて、アルバイトをたくさんするために、部活には入らないつもりだった。

けれど、受験前はそれを理解していたはずの親が、入学したとたんに学生の本分は勉強だーといいだして、家にかかってきたロイヤルホストのホール係の採用連絡を勝手に断った。

それで暇になってしまって、ダンス部に入ろうと、所属している先輩を探して連絡を取ったところ、ダンス部はほぼ活動実態がないこと、その先輩は演劇部と兼部をしていることを知った。演劇部に誘われたけれど、興味がなくて断った

私は、アルバイトを禁止されて以降、高校生活そのものにやる気をなくしてしまい、学校はさぼりがちになっていたし、友達も少なかった。結局部活に入らないまま数か月たち、文化祭の時期。文化祭もひとりで回っていた。

同じ中学出身で仲のいい友達が、高校で演劇部に入っていて、出演はしないが受付をしているというので、暇だったから遊びに行った。

その舞台が面白くて、2回も見て、いつの間にか、入部届を書いていた。

それ以降は、授業はたまにさぼったけれど、部活の時間には毎日学校に行っていた。

 

 

劇団を作った

高校卒業後、私は大学に行った。大学の演劇サークルは少しだけ検討したけど、好みのお芝居とはジャンルが違ったのでやめた

あるとき、隣の高校の演劇部を卒業した友人から、「大学生の長い夏休みを利用して、みんなで演劇を作りませんか?」と連絡がきた。その友人のいた演劇部の公演は何度も見ていたけれど、とても格好良くて好みだった。その演出を担当していた子も参加するというから、夏休みの予定もないしちょうどいいや、と軽く引き受けた。

ところが、夏休みに稽古をして1本の公演の予定が、会場の手配が難しかったりして、気づけば3月の公演になった。その間にメンバーは仲良くなって、1本だけで終わらせず他の台本もまた一緒にやりたいと思い始めた。

そして、いつの間にか劇団という形で旗揚げをすることになった。

私も大学のサークルの代わりでちょうどいいかなと、軽い気持ちでメンバーになっていた。しばらくは年に1回くらいのペースで公演を続けた。

 

 

別の劇団に客演

大学を卒業してしばらくすると、定期的な稽古に参加できないメンバーが増えてきた。会社勤めを始めた人は、私も含め残業などで急な欠席が増えたし、結婚をしたり遠方に暮らすことになったメンバーも出てきたりして、活動が停滞し始めた。

私自身も仕事で遅刻することがあったし、サークル感覚で活動していた大学時代と違い、もう続けるのは無理なのかなと思っていた

そのとき、高校の演劇部の先輩から、「自分の入っている劇団に客演しないか」と連絡がきた。大勢が出る舞台をやりたいという理由で、心当たりにいろいろ声をかけていたらしい。その劇団は、先輩に誘われて観たこともあったけれど、個性的な演出でとても面白かった。

これだけ続けた演劇、最後に一つ、集大成となる舞台があってもいいかなと思って、引き受けた。

 

 

最後の公演

集大成のつもりの公演は、すごく大変だった。これまでの劇団にない稽古量、スピード、なによりレベルが違ってついていくのが大変。これから体力も記憶力も落ちていくであろう私にこれ以上は無理だ、もう私の演劇はこれで最後だと、本当に思いながら、なんとかやりきった。

公演のあと、別の団体からもまた客演に誘ってもらったけれど、他にやりたいことがあるといって断った。

集大成公演をした劇団も、そのあと客演に誘ってもらった団体も、どちらも次の公演は客席から楽しく見せてもらった。あんなにキラキラした世界に自分もいたんだなと、少し寂しくなったけれど、もう一度戻れる自信もなかった。

 

 

おまけとつづき

しばらくして、集大成公演をした劇団から、急に連絡がきた。「15分程度の動画演劇をやります。客演しませんか」と。

私が演劇をやめようと思った理由は、90分の公演で、体力や記憶力の限界を感じたから。じゃあ、15分だったら?・・迷うことなく、参加の返事をした。

やってみたら、セリフも案外すぐに覚えられて、しかもすごく楽しかった。
私、まだできるかも?ってちょっと思ったところで、その劇団から、連絡がきた。

「次の舞台に出ませんか?できれば、劇団員として」

 

 

これが、私が新たに所属することになったunit-IFさんです。

6月に公演やります。出演します。

詳細はまだ決まっていませんが、ぜひ観に来てください。

 

お肉屋さんのコロッケ

稽古場に近いお肉屋さんの100円コロッケ